(下記の、前回投稿の続きです)
さて、前回のブログ投稿でお知らせしました、共立女子大学の川上浩教授との一悶着。非常にめんどくさいトラブルが舞い込んだわけですが、多くの方から応援のコメントをいただきました。ありがとうございます。とても心強いです。
最初に川上教授について書いた5月1日の投稿も、前回7月26日の投稿も、私は言わば「怒りの感情」と共にブログを書いたのです。
5月の投稿の際には、大学教授という権威ある立場でありながら、不正確な情報を出したことに対する怒り。
前回投稿では、指摘されたことに真摯に向き合うことなく、言わば「逆ギレ」に近い形で、抗議文を送りつけてきたことに対する怒りです。
しかし、「怒り」の感情というものは、時と共に収まるものです。
本日の投稿では、前半部分として私の感情の変化を。
後半では、この一件の着地点の模索について書きたいと思います。
何の生産性も無いブログ投稿で甚だ申し訳ありませんが、興味を持って下さっている方も多いので、書き記しておきます。
『私の感情の変化』
冒頭で書きました通り、怒りに満ちていた私の感情にも変化が出てきました。
簡単に言えば、なんだか川上教授が「かわいそう」になってきたのです。
ご興味あれば、「共立女子大学」「川上浩」という二つのキーワードでGoogle検索してみて下さい。
まぁまぁ上位に、私の例のブログ記事が来るのです。
その少し下には、私の投稿を読んで同じ想いを抱いてくれた別の昆布屋さんのブログも出てきます。
これは大学の研究者にとって非常に「不名誉」なことであり、目障りなのは間違い無いでしょう。
今後の学者としての活動に、何らかの支障が出てくることも考えられるかも知れません。
そうなれば、それをなんとかして排除したいという願望を持たれたとしても、一切の不思議のないところです。
しかも、共立女子大学の公式サイト上に出ていた記事の事ですから、言ってみれば大学へも不名誉な影響が及んだと考えるなら、尚の事でしょう。
こんな現状を川上教授の立場になって考えれば、「ちょっとかわいそうだなぁ」という気持ちにもなっています。
『この件の落としどころ』
なにしろ川上教授は、私のブログを読んで、記事の修正や削除、謝罪文の掲載を要求してきたわけですから、引き続き私のブログをチェックしていると考えるのが普通でしょう。
そこで、川上教授も本日の投稿を読まれるという前提で、解決策の提示をしておきたいと思います。
まず、私は個人攻撃をしたいわけでは決してありません。
また、私が取り上げた共立女子大学のウェブサイトは既に削除されているわけですから、今後の誤情報の拡散のリスクはありません。
そこで、ある条件が満たされれば、私の5月1日のブログ記事を、川上教授の個人名や大学名を伏せる形で、書き換えたいと思っています。
そうなれば、以後、川上教授に関する不名誉な記事が公衆の目に触れることはなくなります。
しかしそれは、「下記の条件が満たされれば」です。
『必要条件』
まずは何より、問題のある記事を世に出したことを反省していただくことです。
更にその記事を「削除」して証拠隠滅のような方法を取ったことも、大いに反省していただく必要があるかと思います(繰り返しますが、私は魚拓を取っていますから、そんなことで逃げられはしません)。
その上で、私への「逆ギレ抗議文」を取り下げる旨を記載した書面を、私宛に送付することも必要条件としておきます。
『推奨条件』
川上先生のご専門は「応用生物化学,食品生化学,食品機能,食品安全性,食生活と健康」、こういった領域であるようです。
昆布の専門家ではありません。
どうせ例の記事も、どこかで聞きかじってきたものを、たいした検証もしないまま書いてしまったものでしょう。
川上教授が少しでも謙虚さを持ち合わせているのであれば、私に昆布の話を聞きに来るべきだと思います。
まだまだ私も「分からないことだらけ」ではありますが、20年以上昆布とひたすら毎日向き合ってきた者として、川上教授とは比較にならない深さで、昆布の事を語れる自負はあります。
これは、家政学の教授としての川上先生の今後を考えても、間違いなくプラスになることで、つまらないプライドを捨てさえすれば、失うことなど何も無いのです。
『まとめ』
現状のように、自らの問題点を省みることなく勝手な抗議文を送りつけてくるような態度を続けるのであれば、ますます傷口が広がり、恥の上塗り、不名誉な情報が追加されて墓穴を掘り続ける結果となることでしょう。
繰り返しますが、私は川上教授の個人攻撃をしたいわけでは決してありません。
本日の投稿を読んだ川上教授が、いつか私を訪問して下さって、十分な理解を得ていただき、笑顔で握手ができる未来を夢想しています。
最後に、私の知人の料理人さんが、「抗議文送り付け」の件について書いてくれたコメントを紹介しておきます。川上教授に、しっかりと読んでいただきたい。
ほんと最高学府にて人を指導する方の行いとは悲しいものです。
批判と賛同とか、テレビの討論番組のことくディベートではないのですから、、、。
そもそも議論とは意見の異なる内容をお互いに精査してより良い結果を求める、というのが大前提だと私は思います。
なので賛同すると批判そのものが意味のないことで、今回もここまで行動を起こすのならまずは当人が直接より真理にちかづくために議論すべきなのはないでしょうか。
学問を探求するならば、個人の名誉より良い探求を優先すべきでしょうに、、。
(了)