利用店舗数が50000を超える、日本最大級のネットショップ作成サービス『カラーミー』。
こんぶ土居オンラインストアも、こちらを利用して運用しています。
カラーミーさんでは、『カラーミーショップ大賞』と題し、最も優れたショップを表彰するコンテストを2014年から実施されています。
この「カラーミーショップ大賞」。
2018年に大賞を受賞されたのが、こんぶ土居製品もお取り扱い頂いています長野県の「パンと日用品の店 わざわざ」さん。
なにしろ、数万に及ぶカラーミー利用店舗の頂点ですから、本当に大したものです。
この「カラーミーショップ大賞」の一次審査は、各ショップがエントリーするのでなく、カラーミーさんが独自に審査し「ノミネートショップ」を選ぶところから始まります。
今年2023年は、5万以上のショップの中から800を抽出したようで、この段階で倍率60倍以上ですから、なかなか狭き門です。
先日、誠に意外なことに、「こんぶ土居オンラインストア」がノミネートショップに選ばれたと通知が来ました。
『意外なことに』と書いたのは、語弊のある言い方かも知れませんが「あまり力を入れて運営していないから」です。
私共には実店舗がありますし、そちらの方が売上的にもメインです。
オンラインストアを始めたのも非常に遅く、恥ずかしながらずっと消極的な態度でいたものです。
そんなものが「ノミネートショップ」に選ばれたわけですから、本当に不思議な気持ちでいます。
更新頻度も非常に低いですし、特にデザインに凝っているわけでもありません。
ただ、その理由を自分なりに考えた時、タイトルにした「書くべきことがある」ことを評価していただいたのかも知れないと思っています。
ネットショップを開設した当初から、自社製品でも、他社さんの製品を販売する際でも、できるだけ詳細な情報公開と、「なぜその商品を売るか」という考えを表現したいと思っていました。
商品紹介ページが、ひとつの「読みもの」であるようなイメージでしょうか。
前述の「パンと日用品の店 わざわざ」さんのサイトも、正にそんな感じです。
しかし、わざわざさんの代表の平田さんが弛まぬ努力を日々重ねて重ねて、その上での成果であることを以前から伺って知っていましたし、私共のオンラインストアとは熱量が違って、出来栄えも全く違います。
それでも今回、こんぶ土居オンラインストアが「ノミネートショップ」に選ばれたことで、「ウチのサイトも、まんざら悪くないのか?」との気持ちになりました。
と同時に、「たいした努力もしていないのに申し訳ない」とも思いますし、「路線としては誤っていないのなら、もっと力を入れる方が良いか、」とも思います。
今回の件で改めて、「書くべきことがある」ということは、非常に大切なことだと再認識しました。
一般的なネットショップの多くは、商品の基本的な情報だけが記載されているに過ぎず、結局は価格競争になっている場合が多いものです。
そんなネットショップが林立することは、「社会的に何の価値も無い!」と言い切ってしまって差し支えないように思います。
食品で言えば、原材料についての情報が無いことすら一般的で、本当にひどいものです。
今回のことを機に、「ネットショップとは、商品を軸に情報と考えをお伝えする場である」との気持ちを新たにし、更に充実した内容をお届けできるように改良して参ります。
「カラーミーショップ大賞」も、二次審査に進むことになりますが、7月11日から21日まで一般投票が行われ、その得票数を加味して30社が選ばれるようです。
「それまでに、色々と加筆しておこうかな」なんて思っています。
お手本になる「わざわざ」さんのことは、このブログでも訪問記を2020年に書いています。
ご興味あれば、こちらもご一読下さい。
わざわざさんの軌跡とも言える、平田さんの近著「山の上のパン屋に人が集まるわけ」も面白いですよ。
こちら↓(Amazonのリンク)。
(了)