昆布屋は季節感に乏しい仕事ですが、少しだけ季節商品も製造しています。
春には竹の子、秋には柚子、そしてこの季節は青梅入りの昆布の佃煮を製造しています。
甘酸っぱい味ですので、他の佃煮製品とはかなり印象が変わりますが、梅雨時のじめじめした感じに、少し清涼感をもたらしてくれるような味かと思います。
原料となる梅は、和歌山県で素晴らしい梅干し製品等を製造されている三幸農園さんに分けていただいています。
今年は、青梅が大不作だそうです。
梅酒メーカーなどが、血眼になって原料集めをしているようです。
そんな中、三幸農園さんが私共のために原料をご用意いただけることは、非常にありがたいことです。
天然真昆布も連年の不作、梅まで不作。
たいへんです。
昆布の不作の事は、私共にとって本当に大切なテーマですので、改めて詳しく書く日を設けます。
今年の青梅入り昆布は6月19日の販売開始を予定しています。
次回は、三幸農園さんの梅干しの美味しさと、一般的な梅干しとの違いについて。